第5回「相続川柳」受賞作発表!~川柳が生み出す相続対策のきっかけとは~

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第5回「相続川柳」受賞作発表!~川柳が生み出す相続対策のきっかけとは~写真
2021.3.31

 
2016年からスタートした「相続川柳」は、多くの皆様の支えもあり、第5回目の受賞作発表を迎えました。
 
『親子で相続を考える会(運営:プロサーチ株式会社)』が昨年の11月5日(いい親子の日)から今年の1月31日まで作品を公募したところ、日本全国からなんと3,994句もの力作が集まりました。
(第1回~第5回までの累計応募作品数はおよそ17,000句)
 
ご応募いただいた方および、運営を支えていただいた皆様に、改めて感謝申し上げます。誠にありがとうございました。
 
昨年から続く新型コロナウイルス感染症の影響で、皆様の生活も大変厳しい状況が続くなか、そういった世相や気持ちを上手く表現した素晴らしい作品がたくさん集まりました。
今回は、『親子で相続を考える会』と、ご協賛いただいたスポンサー様によって選出させていただいた受賞作品をご紹介いたします。
ぜひ、楽しみながらご覧ください。
 
 

 「第5回 相続川柳」受賞作品発表

発表
 

  優秀賞 5作品

作品
作者の想い
「買いたい」の 
声なく解体 する空き家 
(20代女性・つべる様)
田舎にあった祖母の空き家の買い手が見つからず、取り壊しとなりました。 
仕方がないとは言え、祖母の想いを引き継げなかったように感じ、とても残念でした。
切り出せぬ 毎週家族で 囲む鍋 
(70代男性・カジ様)
相続を受ける身から譲る身になって、想うところ多々ある昨今です。
煽れずに 譲るのを待つ 後続者(車) 
(30代男性・転寝五郎)
母親の方は突然認知症が始まりました。
相続に対しのんびりした親を、煽ることもできずにただ待っている心境について、煽り運転とかけて句にしました(本当の煽り運転はダメです)。
親族で 揉めてソーゾク ディスタンス 
(30代男性・さごじょう様)
相続は慎重に。
いつだって 家族気遣う 丸い文字 
(30代女性)
コロナで若い方の痛ましいニュースを見ると、若輩の私も遺言を書かなければと思いました。

 

  最優秀賞 1作品

作品
作者の想い
密でいい 相続めぐる 話し合い 
(40代男性)
コロナ渦で人と人との距離を保つことが求められる世の中になってしまいましたが、相続について考える機会、親子の距離はもっと近くならないといけないとの思いを込めました。

 

 
 
 

 応募作品から見えてくる 
 家族との「距離感」

家族
 
「相続川柳」には、その年の経済状況や流行語等を反映した句が寄せられるため、毎年違った雰囲気を楽しむことができます。今回はやはりコロナ禍ということもあり、関連するキーワードが含まれた句が多く見受けられました。
 
その中でも印象的だった点として、家族や親族との「距離感」を表現した作品が多かったことです。
つい先日まで続いていた緊急事態宣言の発出や、外出自粛や三密の回避などが必要とされる状況で、受賞作品の中にも「密」や「ディスタンス」という言葉が含まれているのがわかります。
 

密でいい 相続めぐる 話し合い
 
相続は 「いつか」を「今」に 変えて吉
 
向き合えた 「おうち時間」に 感謝する
 
親族で 揉めてソーゾク ディスタンス

 
このように、相続は家族との距離感が重要であると認識している方が多いということが川柳から読み取れます。
 
 

川柳から読み取る重要な要素
・相続の話は密になるくらい、何度も話をしていかなければいけない
・そのタイミングは元気なうちに、早めに始めたほうがいい
・在宅時間が長い今こそ、家族と共に相続に向き合うチャンスである
・このまま何もしないで揉めると、家族の仲は離れてしまうかもしれない

 
これまで我々のお客様は、相続対策をしたいけど何をしたらいいかわからない…という方がほとんどでしたが、実は一番大切な本質は、皆様よく理解されているのだと思います。
それはつまり『元気なうちに、なるべく早めに家族で取り組む』ことです。
 
 

 相続川柳が生み出す新しい繋がり

繋がり
 
「第5回 相続川柳」では、『親子で相続を考える会』の理念に共感していただいた専門家の皆様がスポンサーになってくださいました。
さらに今回より新たにスポンサー賞を設け、心強いスポンサーの方々に「相続川柳」を盛り上げていただきました。
 

  スポンサー賞 1作品

作品
作者の想い
筆圧の 弱き遺言 みな涙 
(60代男性)
父の遺言書を公証人から見せてもらった時、その筆圧の弱さと日付を知って、集まった親族みんな涙した。 
生前、頑固な父親の姿を記憶していたので。

 
 
各スポンサーの皆様より、句を選出するにあたっての想いや「相続川柳」に対する考えを語っていただきました。お客様へ相続対策を提案する際のヒントが多数ありますので、ぜひご覧ください。
 

※クリックでYouTube動画を再生します。音量にご注意ください。

 
 
【「第5回 相続川柳」スポンサー企業様】
株式会社アズ企画設計様、笑顔相続コンサルティング株式会社様、一般社団法人相続診断協会様、染宮教育総研株式会社様、宮田総合法務事務所様、税理士法人渡邊芳樹事務所様(五十音順)
 
 

<コメントの一部>
・相続川柳は、親と子、お互いの想いを知るツールである
・短い言葉の中に自分の気持ちを込めるので、余計なものがなく素直に伝わりやすい
・子どもから大人まで誰でも取り組みやすく、相続を考えるきっかけとして最適! など

 
 

 「親子で相続を考えるためのきっかけ」が
 この一冊に凝縮


 
今回も、ご応募いただいた中から特に共感のできる作品を100句厳選し、相続のテーマごとに分類したものを小冊子にまとめました。
 
実際に相続に向き合われた方の「相続や家族の思い出・想い」が詰まった小冊子ですので、「相続」の話を親子で話す「きっかけ」を作るツールとして、専門家の皆様の大切なお客様へぜひお渡しください。
この100句の中に、お客様が共感する句が必ず含まれているはずです。そこからきっと、親子に大切なきっかけが生まれるでしょう。
 
 
「相続川柳」小冊子のお問い合わせはこちら

プロサーチ株式会社
TEL:03-5365-3951
MAIL:staff@pro-search.jp

 
 
 

 遺産相続コンシェルジュより

 


「相続川柳」は、多くの方々に支えられ、第5回まで続けることが出来ました。
 
「相続川柳」には、相続で実際に起きたことや将来の相続に対する不安、相続に対する心構えなど、様々な生の声が【5・7・5】のたった17文字の中に凝縮されています。
プロサーチでは、相続に悩むお客様をお持ちの専門家の皆様へ、「相続川柳」を通じて円満な遺産相続を叶えていただくためのポイントをお伝えすべく、オンラインセミナーを開催いたします。
お客様の『笑顔で、揉めない相続』を実現されたい専門家の方は、ぜひご聴講ください。
 
 

■専門家向け「相続川柳」セミナー申込受付中!
オンライン&参加費無料。
詳細&お申し込みはこちらから↓

 

 
 
そしてもちろん、今年も11月5日(いい親子の日)より、「第6回 相続川柳」の作品募集をスタートいたしますので、ご期待いただけたらと存じます。
 
また、『親子で相続を考える会』では、「相続川柳」の理念にご賛同いただき、ご協賛いただけるスポンサーを随時募っております。ご興味のある方は、お電話もしくはメール等にてお気軽にお問い合わせくださいませ。(記:友重孝一朗)

 
 

『親子で相続を考える会』とは
「相続問題の解決」をテーマに取り組んでいる企業や専門家が集まり、「親が元気なうちに子どもと一緒に相続について取り組むためのきっかけ」を創出するために発足いたしました。
今後も、より一層世間の皆様に届くように発信を強化してまいります。
『親子で相続を考える会』にご興味がある方はぜひお問い合わせください。
 
『親子で相続を考える会』ホームページはこちら
【お問い合わせ先】
運営:プロサーチ株式会社
TEL:03-5212-3656
Mail:staff@pro-search.jp

 
 

 

 

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