ステイホームでも相続対策が進む!家族で相続を考えるきっかけ2選

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2020.12.29

 
2020年も残りわずかとなりました。皆さんにとってどのような一年になったでしょうか。
 
今年は新型コロナウイルスによってこれまでの“当たり前だったこと”が一変し、今ではマスクなしでは外も歩けず、「テレワーク」「オンライン」「リモート」などの言葉が生活に溶け込んできました。 
 
そして、友人や同僚と会う機会が減り、実家に帰省することも難しくなってきました。皆さんの中にも、今年のお正月はご自宅で静かに過ごされる方が多いでしょう。
 
つまり今年は『親族で食卓を囲みゆっくりお互いの話をする機会』が失われ、大切な人たちとのコミュニケーションがとりにくい一年だったと言えます。
 
あるお客様(71歳)が相談にお越しになった際に、こう仰いました。
 
「コロナに老後相続の準備を急かされた」と。
 
子どもに会って、相続の準備のことや想いなどを伝えたくても、コロナのせいで直接会うことができずにいると言うのです。「こうなる前にもっと早くやっておけばよかった」と後悔されていました。
 
しかし、家で過ごす時間が増えた今こそできることもあります。
本記事では、コロナ禍でもできる“大切な人とコミュニケーションを取って老後や相続のことを考えてみる”手段をお伝えします。
 
今回のポイントは以下の通りです。
 

・親子の話し合いの環境をつくるためには、まず親が興味をもっていること、大切にしていることを知ることが第一歩。
 
・相手のことに興味を持ち、お互いのことを真に知ることで、話しやすい環境が整えられ、相続の話をするきっかけをつくることができる。
 
・日常生活で老後や相続について考える機会は多くない。何か対策をするときには体調面が悪くなったときなど、何か進めるにしてもギリギリなタイミング。だからこそ、早めに老後や相続を考えるきっかけが必要。

 
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大切な人のことを知るための「家族との対話きっかけシート」

雲のふきだし
 
老後や相続のことは家族で話し合うことが大切だと分かっていても、話を切り出すタイミングだったり、普段からコミュニケーションが取れていないから…と話すことを躊躇する方がいます。
 
そこで、大切な人に伝えたいけどそのきっかけが欲しいという方へ、私がセミナーで話しているうちの一つをご紹介します。
 

 
これは、大切な人を思い浮かべて、その大切な人が「好きなものやこと」を予想して書いて、その大切な人と答え合わせをするというものです。

 
とても簡単な質問ばかりですよね?ぜひやってみてください。
 
スラスラ答えが出てくる方は日ごろからコミュニケーションが取れているのかもしれませんね。
 
ただ多くの方はおそらく「自分は大切な相手のことすら知っていなかったんだ」と気付く結果になると思います。何を隠そう私がそうだったからです。母はいまだに私の好物を“たまごボーロ”だと思っていましたから(笑)
 
これは答えが合っている数を競うものではありません。
 
身近にいる大切な人のことを「分かっていない」「分かった気でいた」と気付いてもらうためのものです。
 
いきなり大事な財産や相続の話を切り出したり、自分の想いを伝えるのはとてもハードルが高いでしょう。
 
その前に、相手のことに興味を持ち、お互いのことを真に知ることで、話しやすい環境を整えることができるのではないでしょうか。
 
ぜひ、楽しんでやってみてくださいね!
 
失敗事例から学ぶ!不動産相続で後悔しないために今からできる5つのポイント

 

相続を気軽に考えてみる「相続川柳」

習字
 
日々の生活の中で、老後や相続のことを考えることは少ないのではないかと思います。考えるときは、本人(親)の体調が悪くなったときなどでしょう。
 
元気なうちに色々と準備ができればよいですが、体調面の変化や認知症発症などギリギリのタイミングで相続対策を始めて、“認知症で判断能力が喪失”してしまい、何も手を受けてなかった…。なんとかならないかと、“意思判断能力が喪失し契約行為が一切できない、すでに遅しの状態”でのご相談が本当に多いです。
 
このように、「元気で健康なうちに老後や相続の対策ができていたら」と後悔する方を少しでも減らし、豊かで安心した老後と相続を迎えてもらうために、元気な今のうちに考えるきっかけが必要だと思います。
 
そこで弊社は、本人(親)や子や家族が、老後や相続について考えきっかけとして、毎年『相続川柳』を募集しています。今年で5回目。これまで全4回の応募総数は13,000句にものぼり、泣ける・つい笑ってしまう・驚き・争続など一つとして同じものがないくらい様々な思いが詰まっています。
 

≪これまでの最優秀作品≫
 第一回 『たくさんの 円より縁を ありがとう』
 第二回 『遺産より つぎたかったよ 父に酒』
 第三回 『相続は Siriに聞くより 親に聞け』
 第四回 『ものさしは 損得よりも 礼と和と』

 
全国の応募者の方々が経験したことや考えていることを川柳にしてもらっています。
 
『5・7.5』の短い中に、自分の想いを入れることは簡単なことではないと思いますが、だからこそ、これまでのことやこれからのことをたくさん考えることになるのではないかと思っています。
 
 

「相続川柳」は2021年1月31日(日)まで募集しています。
受賞作には豪華景品もありますので、是非奮ってご応募ください。
 

 

まとめ

 

・親子の話し合いの環境をつくるためには、まず親の興味をもっていること、大切にしていることを知ることが第一歩。
 
・相手のことに興味を持ち、お互いのことを真に知ることで、話しやすい環境を整えることで、相続の話をするきっかけをつくることができる。
 
・日常生活で老後や相続について考える機会は多くない。何か対策をするときには体調面が悪くなったときなど、何か進めるにしてもギリギリなタイミング。だからこそ、早めに老後相続を考えるきっかけが必要。

 
老後や相続について、「話すきっかけ」「考えるきっかけ」がなく、気付いたらかなりの月日が経過している、なんてことはありませんか。
 

財産のことを子や家族へ伝えることはとても大変なことです。
 
本記事でお伝えした方法だけでなく、家族への伝え方や、伝えるための資料(財産分析レポート等)も必要になると思います。そのときは、相続に精通した専門家に相談してみてくださいね。
 
 

この記事の監修
プロサーチ株式会社 代表取締役 松尾 企晴(まつお きはる)

20歳のとき母方の祖父母を火事で亡くし、祖父祖母の相続では兄妹間の争族に発展。『またいつか』ではなく『すぐにでも』行動しなければならないことや、どれだけ仲の良い兄妹でも揉めることを痛感。会社の事業理念に『家族の物語をつむぐ』を掲げ、不動産等のモノだけではなく、親や子に対する想いや思い出などのコトも含め、家族が織りなしてきた物語(モノやコト)を親から子へと継承していくことこそが【真の相続】と考え、不動産相続のプロとして、お客様の気持ちを聴き、寄り添う姿に多くの顧客から評価を得ている。
現在は全国から寄せられる相続に関する相談の解決に尽力しながら、家族信託の提案や、相続問題解決のヒントをメルマガ・セミナーなどで情報を発信している。

 

 

 

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